専門店メンズ6月の売り場観測 ショーツ、サンダルが若年層の新たな売れ筋

2025/06/12 06:30 更新有料会員限定


 今夏は首都圏を中心に夏セールを7月中旬に設定するショップも増えており、前年に比べ、夏物をプロパーで販売できる期間が若干だが伸びそうだ。セットアップを主力に売るショップは気温がさらに上がる今月から来月前半にかけて、ジャケットではなく接触冷感素材を使ったシャツやプルオーバーとパンツの組み合わせを売ろうとしている。

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 半袖トップは古着っぽい色落ちのTシャツか、開襟のシャツが引き続き売れそうだ。メッシュなど透け感のあるニットシャツは、20代の高感度層から30代を含めたマス層に中心購買層が移行し始めており、今夏でトレンドアイテムとしての役割を終えそうだ。

 ムダ毛を気にする若年層からここ数シーズン敬遠されていたショーツは、膝下まで隠れるルーズシルエットのデニムやカーゴタイプが新たな売れ筋として上がってきた。足元は前季も人気だった「ウーフォス」などのリカバリー系に加え、「ビルケンシュトック」などオーセンティックなブランドのサンダルも若年層が買っているようだ。(価格は税込み)

ビームス原宿/アネックス

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