売り場観測・専門店レディス6月

2015/06/08 06:26 更新


 プレセールやセール待ちが始まる前に売れ行きの見込める商品を追加して足場を固めるとともに、鮮度のある商品を差して入店客数のアップにつなげる。

 ヒットの少ない中で好調を維持しているのはガウチョパンツだ。リラックス感のあるブラウスとのコーディネート提案で客単価のアップを目指す。また、需要の高まっているマキシワンピースやセットアップも推していく。

 70年代調のアイテムや秋色の差し込みで店頭に変化を出す。エスニック柄のニット羽織りやレザーのフラットサンダルが売れているほか、ガウチョでカーキやブラウンなどを投入して差別化に成功している店もある。

◇ローズバッド新宿店

 突出した売れ筋が出ておらず、難しい中ではあるが、好調のガウチョなどの追加商品が入ってくるのでそれらに期待する。Tシャツ類などが売り上げの中心になると見るが、高単価なコンビネゾンやワンピースなども売っていきたい。6月半ばからはVIP顧客向けのセールも始まる。店頭の在庫を、セールに向かってどう売り切っていくかが重要になる。

ストライプのコンビネゾン1万4800円、ウエッジソールサンダル1万3800円、ともに「ローズバッド」
ストライプのコンビネゾン1万4800円、ウエッジソールサンダル1万3800円、ともに「ローズバッド」

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