ユニー、全国でキャンペーン キャラクターTシャツでニューファミリー取り込む

2021/04/21 06:28 更新


 ユニーは4月15日から、Tシャツキャンペーンを全国のアピタ、ピアゴの105店で開始した。人気キャラクターを中心に扱いアイテムは前年の2倍の470。ニューファミリーに響く仕掛けで新しい客層を取り込む。

 キャンペーンでは、各売り場に分散していたTシャツを1カ所に集中し、アピタとピアゴにちなんで、「アピT」「ピアT」のサブブランドで打ち出す。売り場の前面には、「呪術廻戦」や「エヴァンゲリオン」、「ディズニー」や「コンバース」「ジェニュインディッキーズ」 「マーベル」「ピーナッツ」「すみっこぐらし」「ドラえもん」などの人気キャラクターが並ぶ。中心価格はレディス、メンズが1400~1900円、キッズが900~1900円。売り場では、CMキャラクターに起用したお笑いコンビ「チョコレートプラネット」の音声と画像が流れ続ける。

 キャンペーンにあたっては、販売促進部、商品部、営業部の8人のメンバーでプロジェクトチームを立ち上げた。全員が20~40代前半で、同社が獲得を狙うニューファミリー層そのもの。自分たちの世代や子供たちに話題のキャラクターやブランドとの連携を探り、新聞折り込みやテレビCMに加え、SNSの活用にも力を入れた。売り場には、チョコプラのにぎやかなトークが響き、圧倒的なバリエーションの中からお気に入りのTシャツを発見する楽しさが味わえる。

 同社では大型連休後の5月9日まで集中展開し、それ以降は各売り場で販売し、期間中の売り上げは前年の2.2倍を目指す。

全員が20~40代前半のプロジェクトメンバー


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