テキスタイル製造卸の宇仁繊維は4月17日、大阪市内のホテルで創立25周年感謝の会を開き、400人以上の関係者が集まった。
99年に宇仁龍一会長が創業した同社は、国産のテキスタイルに集中し、創意工夫を凝らし、顧客が求める素材をいち早く提供することに力を入れてきた。
来賓としてあいさつしたオンワードホールディングスの保元道宣社長は「他社ではなかなかできないような難しい物作りを具現化できること」を同社の強みに挙げ、繊維・ファッション業界のハブになり続けてほしいと語った。
また、マツオインターナショナルの松尾憲久社長は、「執念を持ち続け仕事に取り組んできた龍一会長の姿に勇気をもらった」とあいさつした。
宇仁麻美子社長は、産地や工場の人があってこそ今の事業が成り立っているとして、「今後も産地に寄り添い深い絆を持って事業を進めたい」と話した。