ユニクロはTシャツのデザインコンペティション「UTグランプリ」の22年の受賞デザインを使ったUTコレクションを5月27日に発売する。コンペは今回で16回目で、「スヌーピー」で知られる「ピーナッツ」をテーマにデザインを世界中から募集した。世界27カ国・地域を対象に実施し、1万4000件の応募があった。チャールズ・M・シュルツ美術館やチャールズ・M・シュルツ・クリエイティブ・アソシエイツのチームと、ユニクログローバルアンバサダーのロジャー・フェデラーさんが審査した。
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グランプリはボーダー柄でスヌーピーを表現したデザインの奥下和彦さん、2位は田中紅緒さん、3位はコウダテッペイさん、ロジャー・フェデラー賞はイノマタ知明さんがそれぞれ受賞した。ファイナリストに残った7人の作品と合わせ計11デザイン(大人用税込み1500円、子供用4柄990円)を全国の店舗とECで販売する。
UTグランプリは05年から開催しており、年齢、性別、国籍、プロ、アマチュア問わず、参加できる。11年からは「マーベル」「任天堂」「ポケモン」などグローバルで知られているモチーフをテーマにデザインを募集してきた。今回は作者チャールズ・M・シュルツの生誕100年を記念し、ピーナッツをテーマに選んだ。ユニクログローバルマーケティング部のUTマーケティング・ビジネスパートナーシップチームの古川純平リーダーは「今年でUTは20周年。今後もTシャツをキャンバスにしたこのコンペを通じて魅力のある商品作りとアーティストの育成を行っていきたい」と語った。