ユナイテッドアローズは「ユナイテッドアローズ丸の内店」を9月12日にリニューアルオープンする。「東東京旗艦店」をコンセプトに、コロナ禍を経て変化した客のニーズやライフスタイルに対応して、品揃えの幅を広げ、これまで以上にゆったりと買い物が楽しめる売り場にした。
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新丸の内ビルディングの1階の店舗は、近隣のオフィスワーカーや東京駅の利用客の来店が多く、終息後は客数が急速に回復。週末にはファミリー層、インバウンドも訪れるようになっている。
客層の変化を受け、クラシックで重厚な什器を使った店内は照明を明るくし、可動式の什器も増やすなど商品をゆったり見られるようにする。客層の広がりを受け、商品数も10~15%程度増やす。品揃えはオリジナル6割、仕入れ4割で、これまでは扱っていなかった仕入れブランドも置く。
仕事や休日など着用機会によってではなく、オン、オフの区切りなく商品を選ぶ客が増えていることに対応し、商品の陳列もドレスやカジュアルの境目を感じさせないレイアウトにする。
板谷迅UA本部長は「コロナ禍を経て買い方、選び方が変化したお客様に新しい当社のスタンダードを見せることができる店にしたい」と語る。