土屋鞄製造所は革製品ブランド「ツチヤカバン」から1月16日、「ジャパンモチーフ」シリーズの新製品5型を発売する。大人向けのかばんを揃えるツチヤカバン直営店と自社のオンラインストアで販売する。
(吉野光太朗)
【関連記事】土屋鞄製造所 リユース事業伸ばし相乗効果 “宝探し感”で客を集める
各型とも、日本で古くから使われている彩色方法の、鉄染めとベンガラ染めをした革を使う。鉄染めは、黒味を帯びたくすんだ深緑に青や茶色のニュアンスも含んだ独特な色が出る。ベンガラ染めは奥行きのある優しい赤色を出す。
トートバッグは2型。通常サイズはA4やノートパソコンがすっきり入る。税込み9万9000円、スモールサイズはA5が入る。6万3800円。クロスボディーバッグは立体的なボディーが体にフィットする。1型のみで5万600円。
がま口財布はつまみがないシンプルなデザイン。開け口の片面に指をかけて開ける。ミディアムサイズは内装にカードポケットが付いている。2万4200円。スモールは手のひらサイズで、内装にマチ付き。1万9800円。
ジャパンモチーフは日本ならではの形や伝統文化に着想し、それらのモチーフを現代的に再解釈したシリーズ。これまで米袋からイメージしたバックパックを出すなど、インパクトのある見た目やコンセプトの商品がアジアや欧米の客にも人気を得ている。