トリニティ シニア向けEC堅調 70、80代の着たい服を追求

2026/07/01 06:27 更新NEW!


モデルも等身大に(70、80代向けの「ココわく」)

 トリニティ(兵庫県西宮市)は、人口が増加しているシニア、シルバー世代向けのアパレルECで順調に推移している。団塊の世代が75歳を超え、75~85歳のファッション感度が高くなり、市場拡大のチャンスは大きいとみている。

 EC「キテコ」を運営、高齢者向けレディス、メンズのアパレルを手掛けている。自社サイトのほか、楽天などでも販売。70、80代のファッションブランド「ココわく」、デイサービス利用者などに向けた「よそいき」、よりファッショナブルな「ヨウカ」を揃える。介護用品の扱いからスタートし、13年に高齢者向けアパレルの企画販売を開始した。仕入れが多かったが、今はオリジナル商品がほとんどだ。カタログも用意し、自社送料負担の試着サービスも実施している。

 主力客層は高齢者の中でも70、80代だ。ファッション感度のエイジレスが進むとは言え、年を取ると体形も変化し、肩が上がらないなど機能面の低下もある。ファッションの選択肢も限られる世代に対応したアパレル企画を追求してきた。ボディーやパターンも進化させ、同世代の業務委託のスタッフやモニターも充実させながら、企画の精度を高めている。サイトのモデルも80代を起用するなど、等身大の提案にも気配りする。

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