東レ・ディプロモード 「水を纏う」Tシャツ開発

2020/09/10 06:30 更新


 東レ・ディプロモードは、濡れた生地が乾く際の気化熱冷却効果でクーリング性能を発揮する「水を纏(まと)う」Tシャツを開発した。

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 東レグループの技術を使い最終製品を創出するDtoC(メーカー直販)プロジェクト「ムーンレイカーズ」の第1弾として、クラウドファンディングサイト「マクアケ」で販売する。

 水を纏うTシャツは、特殊原糸と編み構造により、水に濡れた状態でも肌側をドライに保つほか、濡れ色や肌透けが目立ちにくい特徴を持つ。気化熱効果に加え、太陽光遮蔽(しゃへい)効果のある原糸を採用。UV(紫外線)カットや消臭機能も持つ。マクアケで9月10日から30万円を目標に募集を開始、1枚6000円で商品をリターンする。白、グレー、黒の3色で、サイズはXSからLLまでユニセックスの5種類を揃えた。

 今回の商品を生んだプロジェクト、ムーンレイカーズは、東レ・ディプロモードが持つアパレル店頭情報などをもとに、国内繊維企業と東レグループのノウハウを生かし、原糸・生地製造から縫製までを日本国内で手掛ける企画。

特殊原糸と編み構造で水濡れが目立ちにくい


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