東急グループの東急モールズデベロップメント(TMD)は前期(25年3月期)に開始した中期経営計画で掲げる「SC運営会社を超えた商業企画会社への転換」策を加速する。東急で東京・渋谷を中心に開発業務の経験を積んだ小山晃司氏(前不動産運用事業部価値創造グループ統括部長)が4月1日付で社長に就任。4月1日に東急にあった商業店舗のリーシング部門をTMDに移管し、一部を除き、東急グループの商業リーシング機能をTMDに一元化、「渋谷を中心にリーシングや開発への関与を強める」(小山社長)。これにより、グループ外を含め、受託施設数を増やして事業領域を拡大する。東急線沿線を主体とした既存SC事業も「深化」させる。
(有井学)
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