渋谷東急の屋上にまさかのカーリング場

2016/12/09 16:35 更新


 東急百貨店本店は9日、屋上にウィンタースポーツのカーリングを楽しめるバーをオープンした。氷を張った長さ14メートルのレーンを3本設置し、その脇でホットワインやレモネード、ビールなどのアルコール類やフードを販売する。渋谷の若者や会社帰りのワーカー、家族連れなどに、チームや仲間で盛り上がれる場として使ってもらう。営業時間は午前11時~午後10時、期間は17年3月12日まで。

 屋上でカーリングができるのは「日本初の試み」(同店)。競技のようにブラシをゴシゴシするのでなく、木製のストーンを滑らせて得点を競うシンプルなルールにアレンジして、誰もが気軽に体験できるようにした。1レーンにつき定員は4人で、料金は15分3000円、30分4000円。

 同店の屋上は、春はバーベキュー場、夏はビアガーデンとして活用してにぎわっているが、肌寒い冬は単発のイベント実施にとどまり、遊休地となることが多かった。冬の定番ともいえるスケートリンクの開設も検討したが「珍しい体験ができると同時に、仲間同士で盛り上がれ、SNS映えもする」ことからカーリングに決めた。

チーム対抗戦で盛り上がれる
チーム対抗戦で盛り上がれる

 



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