「東急歌舞伎町タワー」が来年4月14日開業

2022/11/04 06:27 更新


 東急と東急レクリエーションは、東京・新宿歌舞伎町の「新宿ミラノ座」跡地に開発するエンターテインメント中心の大型複合施設「東急歌舞伎町タワー」(地下5階~地上48階、延べ床面積約8万7400平方メートル)の開業日を23年4月14日に決めた。ホテル「ベルスター東京」「ホテルグルーヴ新宿」は5月19日に開業する。

 東急、東急レクリエーションとソニーミュージックエンタテインメントの共同出資会社、TSTエンタテイメント(社長=木村知郎東急新宿プロジェクト企画開発室室長)が運営する。既に出店を公表していたホテル、劇場「シアターミラノ座」、映画館「109シネマズプレミアム」、レストラン・バー、ライブホール「Zepp新宿」に加え、音楽などのナイトエンターテインメント施設「ZERO東京」の出店を発表した。地下1階~地上4階に入るZeppの夜間時間帯を活用した施設として、地下4階~地下2階に開設、TSTが運営する。

 タワーのコンセプトである「好きを極める場」を具体化する施策の第1弾として、アニメ「エヴァンゲリオン」との協業による全館企画を4月28日から順次開始、エヴァンゲリオンの世界初の舞台劇や映画祭、歌手の高橋洋子さんのライブなどを行う。

 タワー全体の運営を通じ、「繁華街としての歌舞伎町の長い歴史を大切にしながら、未来に向けた新たなエンターテインメントの歴史を作りたい」(木村TST社長)とする。



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