東京デリカが「ポケモン」のキャリーケース

2017/05/22 06:28 更新


型押しイエローの「ポケモン」キャリーケース

 東京デリカは4月末に「ポケモン」のキャリーケースを発売した。海外にも知られるキャラクターブランドの企画で需要掘り起こしに力を入れる。

 ポケモンのキャリーケースは初めて登場する。キャラクターの可愛らしさをスタイリッシュに表現したユニセックス企画。

 キャラクター「ピカチュウ」を型押ししたイエローモデル、ピカチュウの尻尾をプリントしたイエローモデル、ピカチュウと「モンスターボール」とピカチュウの足跡のシルエットをモノグラム柄にしたブラックモデル、ピカチュウなどを迷彩柄にしたネイビーモデルの4型で、それぞれ大(50㍑、1万5000円)と小(37㍑、1万4000円、機内持ち込み可能)の2サイズを用意した。

 同社の250店のほかポケモンオフィシャルショップで販売している。インバウンド(訪日外国人)需要を期待し、サックスバーの成田空港店とダイバーシティ東京プラザ店ではパネルを設置した撮影スペースを作ったり、初回販売分にはオリジナルステッカーを進呈するなどでアピールした。

 この結果、1週間で200個が売れ、とくに東京駅一番街店では初回店頭投入分が完売した。ポケモンオフィシャルショップのポケモンストア東京駅店でも初回店頭投入分が完売したという。

 スマホアプリでもプッシュ配信し、同社としては開封率がこれまでで最も高い74%に達し、関心の高さを示した。潜在需要があると見て、今後さらに商品の露出を高める。バッグや小物などにもアイテムを広げる。同社では「スヌーピー」「ムーミン」の売り上げが大きく、インバウンド需要も期待できる3つ目のキャラクターブランドとして育成していく。



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