子供服のティンカーベル マルカ傘下で秋から企画刷新

2017/06/20 04:27 更新


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 子供服メーカーのティンカーベルは今秋冬物で「ティンカーベル」ブランドの企画を刷新、百貨店向けの卸売りを再強化する。16年に子供服製造卸のマルカ(名古屋)の子会社となっており、国内外の生産機能を生かし、コト提案も充実して売り場を活性化していく。

 ティンカーベルは一昨年までタカラトミー傘下だったが、OEM(相手先ブランドによる生産)先だったマルカへと譲渡された。社長はマルカの林常喜社長が兼務する。

 ティンカーベルのインショップは地方店を中心に30店、ほかに委託販売の店がある。ブランド発足から40年近くが経ち「幅広い世代に認知されている」ことが強みだが、「時代に即した商品提案が伴わずにプロパー消化率が極めて低かった」ことから刷新を決めた。

 新しいコンセプトは、アーバンアウトドア&ミュージック。20~30代の子育て世代の多くがアウトドアや野外フェスを楽しむ傾向を背景に、「パパ、ママが共感の持てるファッションスタイルで、男女児の企画に限らず、ユニセックスアイテムを打ち出していく」。防蚊、防汚、静電気抑制、マシンウォッシャブルダウンなどの機能性を付加する。対象は、新生児・ベビーから160センチのジュニア。

 価格は、長袖Tシャツ3800~7800円、ワンピース6800~9800円、パンツ2800~9800円、コート1万2800~1万9800円。従来より上質な商品を増やし、価格帯に幅を持たせた。

 大人も親しみやすいイラストのハリネズミをキャラクターに設定した。製品の刺繍やタグで表示し、ブランド認知を高めるほか、専用サイトやSNS(交流サイト)のコンテンツに活用する。店頭のワークショップなどイベントに力を入れる。今夏は「サメの歯化石発掘体験」などを行っており、「本物の良さを伝える」企画に取り組む。

アウトドアにストリート要素をミックスして子供らしい色使いを大事にする 

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