ジンズの子会社 「ソロワーキングスペース」を開設

2020/02/06 06:27 更新


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 ジンズの子会社、シンク・ラボ(田中仁CEO=最高経営責任者)は東京のカレッタ汐留に3日、一人で深く考えるための「ソロワーキングスペース」を開設した。シェアオフィスを利用する企業、個人が増えている一方、集中して作業する場を求める人が多く存在する問題に対応して開発。交通の便がいいカフェのような立地で質の高い集中体験を実現するため、小規模な面積効率の高いワークスペースのモデルとし、都心部から出店を広げる計画だ。

(河邑陽子)

ソロワーク環境の不足

 同社の調査によると、深い集中に入るために必要な時間は23分。同社では平均11分に1回、同僚から話しかけられたりメールなど「邪魔」が入り、オフィスは図書館などほかの場所に比べて集中しにくい環境だった。「仕事は協働で意見を交換するコワークと、深く考える時間の両方が必要で、ソロワークの場所と時間が足りない」と分析。テレワーカー延べ約100人へのヒアリングで得た「同僚から離れ、集中したい」との要望を基に、会社から5分で行ける書斎的な場所として、シンク・ラボ汐留を開発した。

 多くの人が利用しやすいカフェのような立地と価格を目指し、1号店は大手企業の入るビルの地下1階で、15分250円の価格に設定。室内は広さ約132平方メートルで、車いす席を含む31席のブースと、コーヒーとチョコレートの無料提供スペースや電話スペースで構成。朝7時から午後11時まで営業し、専用アプリケーションで予約、開錠、決済するシステムとした。

東京のカレッタ汐留にオープンした。幅や高さのほか、五感を通して集中に最適な環境を整備

五感を通じて集中力向上

 集中を計測できる眼鏡型ウェアラブル機器「ジンズ・ミーム」を使った実験結果から、室内に川の流れる音を流し、ブースは96センチの横幅にして緑の鉢植えを置き、照明や気温・湿度、オリジナルのアロマなど、五感を通して集中に最適な環境を整えた。いすは創造的・論理的思考用の2種類、視界の高さも作業に応じて3段階から選べる。

 東京23区のオフィスワーカー350万人と、政府目標のテレワーカー率15.4%から、23区の潜在顧客を約54万人と試算。年内に2号店を山手線圏内の駅ビルなどに出し、3~5年後には23区内で出店範囲を広げる計画だ。

1号店は大手企業の入るビルの地下1階で、15分250円の価格設定

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