繊維産業内の循環を実現へ ポリエステルのケミカルリサイクルを推進 帝人グローバル戦略管掌補佐・宮坂信義氏に聞く

2021/06/22 06:28 更新有料会員限定


 捨てられるポリエステル繊維製品からポリエステルをケミカルリサイクルする技術のライセンス事業を帝人、伊藤忠商事、日揮ホールディングスが組んで進める。衣料のケミカルリサイクルにこだわる理由や方向性などを、3社連合事業の仕掛け人の一人、帝人の宮坂信義グローバル戦略管掌補佐に聞いた。

(高田淳史)

 ――共同協議締結を4月に発表した。

 帝人のポリエステルケミカルリサイクル技術と日揮のグローバルなプラント建設の知見、独自の再生ポリエステル「レニュー」を世界販売し、サーキュラーエコノミー(循環型経済、CE)の実現を目指す伊藤忠の力を融合する。廃棄される繊維製品を原料としたポリエステルのケミカルリサイクル技術を国内外でライセンス提供し、コスト効率に優れたケミカルリサイクルシステムを構築する。

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