高島屋は住信SBIネット銀行の「ネオバンク」と協業し、銀行(預金、決済、融資など)と友の会の機能を一つのアプリで提供する金融サービスを22年6月から始めた。利便性やお得感を通じて、買い物の満足度向上とともに、キャッシュレス決済に慣れ親しむ次世代顧客との接点拡大につなげる。さらにサービス開始1周年を機に、バーコード決済を23年7月から導入する。
(松浦治)
ネオバンクのスキームは、銀行が提供するインフラ、BaaS(オープンバンキング)を活用して、百貨店事業にカスタマイズした銀行代理業に進出するものです。従来の自社カード以外の新しい金融サービスを直接お客様に提供しています。買い物の決済と銀行機能のほか、保険、投資など金融サービスを通じて新たな市場開拓に結び付ける狙いです。
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