高島屋はザ・ウールマーク・カンパニーと連携し、新進デザイナーを支援する。ザ・ウールマーク・カンパニーが主催する「インターナショナル・ウールマーク・プライズ(IWP)」のファイナリストに選ばれたデザイナーの商品を10月に大阪店と日本橋店で期間限定で販売する。
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IWPは1953年に創立された国際的なファッションコンペティションで、イヴ・サンローランやカール・ラガーフェルドをはじめ、数多くのデザイナーを輩出している。18年度のIWPは審査員をデザイナーのフィリップ・リムやイタリア版ヴォーグ編集長のエマニュエレ・ファルネティ、モデル・女優のアンバー・ヴァレッタらが務めた。
高島屋は今回からリテールパートナー審査員として加わった。最終審査会には60カ国超から65人のデザイナーがノミネートされ、世界6地域を代表したファイナリストが集まり、フィレンツェのピッティ・イマージネ・ウオモ期間中の特別イベントとして18年1月に開かれた。
期間限定店では、メンズウェア部門優勝の「マシュー・ミラー」、イノベーション部門優勝の「ダイン」、ウィメンズウェア部門優勝の「ボディス」、同ファイナリストの「ル・キルト」の4ブランドの商品を販売する。オーストラリア産メリノウールの上質な素材感を生かしたデザインや独自の染色技法、新たな機能の付加など革新的なコレクションが揃う。