高島屋、産地や工場との取り組みを積極化

2017/05/30 04:19 更新


婦人、紳士、特選などの各バイヤーが241のジーンズ縫製工場訪問し、製造工程などを学んだ

 高島屋が産地や工場、メーカーとの取り組みを積極化している。5月下旬にMD本部のバイヤーが愛媛・岡山の織物工場や染色メーカーを回る産地研修を実施した。また、27日には生地メーカーほか製造業が集まる「繊維・未来塾」で、亀岡恒方常務らが講演し「協働」を呼びかけた。

 愛媛・岡山の産地研修は、渡辺パイル織物(愛媛県西条市)、大和染工(同今治市)、ショーワ(岡山県倉敷市児島)、241(同)の4社を婦人、紳士、特選、子供、リビングの各バイヤーが訪問し、製造工程などを学んだ。今春には和歌山でも同様の研修を実施しており、産地研修は今後も開催していく方針だ。




 繊維・未来塾では、「協働の更なる進化に向けて」と題し、百貨店を巡る環境や課題について亀岡常務が基調講演した。続いて、婦人服、紳士服、子供服のバイヤーが売り場開発や開発商品の取り組みの現状や方向性などを報告した。



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事