高島屋日本橋店は５日から、特選ブランドのブライダルジュエリーを編集した期間限定販売を始めた。ハイエンドの７ブランドを一堂に集め、共通環境で「見て、比べて、選べる」ようにした。１１日まで。
今回の限定企画は初めての試みで、「ハイジュエリーにあまりなじみのない２０～３０代の新規顧客を獲得するのが狙い」（山田要高島屋日本橋店シニアマネジャー）という。客が最も行き交う１階正面イベントスペースを会場に、特選ジュエリーブランドの枠を超えて気軽に買い物できる機会を提供する。参加ブランドは「シャネル」「ショーメ」「ブシュロン」「ブルガリ」「ポメラート」「ミキモト」「モーブッサン」。２０万円台のエントリープライスをはじめ、エンゲージからマリッジまでリングの基本ラインや新作を揃える。
１階のフェアを既存の特選売り場に連動させ、送客に結び付ける。ジュエリーのほか、ドレス、ハンドバッグ、シューズなどブライダル関連の需要を促す。セレモニーの最盛期を前に、ゲスト需要を含めて幅広い顧客の購買に対応する。
高島屋日本橋店ではブライダルジュエリーの売り上げが堅調で、５０万～２００万円の商品の動きが良い。晩婚化で４０代以降の熟年層の購買が単価上昇につながっている。
