そごう・西武は、自社ブランド「ハニカムモード」で理系女子アーティスト、スプツニ子!と協業した独自商品を18日に発売した。バイオ(生物)技術から着想した現代アートをファッションとして表現した。
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商品は、ヒト由来の細胞株であるヒーラ細胞の培養・増殖をデザインコンセプトに取り入れた。袖にフリンジを配したボリューム感あるケーブルやフェザーモールのニット、ヒーラ細胞のプリントや内臓をモチーフとしたフリルのTシャツ、バッグなど7型を揃える。ニット1万6200~2万7000円、Tシャツ9612~1万4040円、トートバッグ5292円。
西武池袋本店、そごう横浜店・千葉店で常設し、西武渋谷店で28日まで期間限定で販売する。西武渋谷店では9月3日までインスタレーション展覧会「バイオニック・バイ・スプツニ子!」を開く。
スプツニ子!は世界で活躍する現代アーティストで、テクノロジーによって変化する人間の在り方や社会を反映させた映像インスタレーション(空間を一つの作品として表現するアート領域)作品を制作する。13年には、マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ助教に就いた。西武渋谷店で3~4年前に展覧会を開いたこともあり、今回のそごう・西武との協業が実現した。
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