サンシャインシティ、まちづくり推進部新設 豊島区との連携促進

2020/04/02 06:25 更新


 東京・池袋で大型複合施設を運営するサンシャインシティ(豊島区、合場直人社長)は「まちづくり推進部」を4月に新設するとともに、豊島区との人事交流を開始する。また、今年10月の予定で、豊島区在住の社員に在住手当を支給する制度を導入する。

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 まちづくり推進部は兼務者を含めて社員18人を配置、「これまで培ってきたディベロップメント力を生かし」、様々な地域連携策を行う。豊島区との人事交流はそれぞれ1人ずつを対象とする。豊島区在住手当制度は豊島区に居住しやすい社内環境を整えることで、「区民の目線で活動する社員を増やし、より地域に貢献できる街作りを行う」ことを目的に新設する。

 同社はグループ企業の三菱地所で東京・丸の内をはじめとした大型再開発事業を主導してきた合場氏が18年6月に社長に就任して以降「街作りへの貢献」を目指した施策を積極化している。昨年10月には施設でのイベント相談窓口「なんか面白いこと、ある。相談員」も新設した。同窓口では「将来は施設内だけでなく、街でのイベントの相談も受ける体制にする」方針だ。



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