ツイードきもの「スミレイシオカ」 22年から初めて夏きもの販売

2021/05/10 10:59 更新


 きものアーティストの石岡すみれさんが手掛けるツイードきもの「スミレイシオカ」は、22年に初めて夏物を発売する。ブランドは国内生産のオリジナルや海外のツイードを使い、これまでは「素材を生かし、日本的感性による色合わせ」をした一点物の秋冬物だけだった。「着付けを習う人や家でも着用する人が増えている。要望もあった」と、アイテムを拡充する。

 夏物は石岡さんが手描きした「ツイードテキスタイル」のデザイン画をプリントしたきもので通気性があり、撥水(はっすい)加工もしている。自宅で洗濯が可能。きものはポリエステル100%「セオアルファ」使いで本体12万5000円、花柄のリバーシブルへこ帯7万円、ストライプのパステルシフォン兵児帯2万5000円を揃える。

 製作過程での残糸や残布を使った巾着バッグ(1万2000円)も提案する。新しいアイテムで、「日々の出会いとともに季節のおしゃれを楽しいで欲しい」としている。

ツイードのような手描きのプリント柄


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