助野19年秋冬 1足売りの高付加価値品を強化

2019/03/28 11:00 更新


 助野(富山県高岡市)は19年秋冬、1足売りで500円以上の高付加価値靴下・レッグウェアの品揃えを強化する。本社に設けた高岡ラボでの開発品が中心で、生産も高岡での生産を想定したものが多い。大学との連携や機能糸使いなど、分かりやすく価値を伝える。

 東京医科歯科大学の秋田恵一教授の協力のもと開発している、はきやすく脱ぎやすい〝新発想の着圧〟レッグウェアは、ロング丈靴下から始め、レディスはトゥレスのロング丈、メンズはスポーツやビジネス向けへと商品を拡大している。高級感のある箱型パッケージも作り、ネット販売や雑貨店など新しい販路開拓も目指す。トゥレス靴下800円。

 DR.C医薬が開発した「ハイドロ銀チタン」の技術を活用した靴下も、スクール用やスポーツ、ビジネス、デイリーと紳士、婦人、子供向けで着用シーンを広げていく。予定価格は900~1300円。

 レディスのファッション商品は、スカートやワンピースとのコーディネートが定着してきたレギンスが重点。「エフォートレスレギンス」は、カットソータイプに加えて丸編みタイプを企画した。

 ラメ入りのリブや裾フリル、透かし柄、プレーンなどを揃え、「テンセル」混素材やソフトに伸びるゴムなどで着用感の良さを打ち出す。秋は裾メローやスリット入り、シャーリング、冬は裏起毛の太リブやアランニット調などを揃える。980~1480円。

 スポーツ向けの「美レギ・スポーツプラス」は、中高年のスポーツ需要の高まりを受け、「ゆるスポ」のグループから七分丈パンツやショートパンツ付きレギンスなどを発売する。ヨガなど軽スポーツ用途を想定している。レギンス1280~1580円。

「美レギ・スポーツプラス」では中高年に向けた商品も増やしていく


この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事