スタイレム瀧定大阪が運営するEC主軸のレディスブランド「シングスザットマター」は、イタリアのスポーツブランド「カッパ」と初めて協業商品を出した。スポーツウェアならではの撥水(はっすい)素材やナイロンを使用しながら、ウエストシェイプを利かせたシルエットや異素材ドッキングのデザインで、フェミニンなウェアに仕上げた。
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商品は5型。ナイロンタフタと光沢のあるサテン調のジャージーをドッキングしたブルゾン(4万2900円)やワイドパンツ(3万5200円)を企画した。ブルゾンは肩のファスナーの開閉で袖を取り外せる仕様だ。トラックジャケット(3万6300円)はウエストを絞った細身のシルエットで、袖口も少しフレアシルエットにしている。ユニセックスデザインの撥水加工のロング丈ナイロンコート(4万9500円)もある。


同ブランドは21年のスタート以来、ECと期間限定店を中心に販売してきた。昨年からセレクトショップへの卸売りや「ゾゾタウン」への出店も始め、30代を中心にファンを広げている。25年1月期の売上高は前期比約20%増と好調に伸びている。
