スタートトゥデイ 「ゾゾ」拡大、女性スーツ、ブラも

2018/07/31 19:02 更新


 スタートトゥデイは、PB「ゾゾ」で8月以降、販売商品を増やす。8月から9月にかけてはネクタイやボーダーTシャツ、「ホールガーメント」ニット、長袖Tシャツを順次発売し、10月からは女性向けのセットアップスーツ、コート、インナーも発売する。7月31日の19年3月期第1四半期決算説明会で前澤友作社長が明らかにした。

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 説明会で前澤社長は、ゾゾスーツの配布が「7月3日時点で55万着だったが、7月31日までで112万8333着にまで増えた」と話し、「年600万~1000万着の配布が出来る体制が整った」と強調した。

 ゾゾスーツの配布着数が増えたことで、PBの売り上げに関しても、メンズのセットアップスーツの受注状況が7月30日までで2万2459セットに達したことを明らかにした。2万5000円程度の価格で換算すると、セットアップスーツだけで6億円近い売上高になる。

 ゾゾの1人当たり平均購入金額も当初の目論見では7500円程度を予測していたが、4月1日~7月30日の受注ベースの金額では9719円と上ぶれしている。

 今後、PBゾゾでは、新商品を増やす。8月発売のネクタイはゾゾスーツでの計測なしでも購入できるが、様々な体型に合うよう、長さや幅で35サイズを用意するという。10月に発売するインナーは男性向けや靴下のほか、防寒用肌着の販売も考えている。

 今後は、靴、ブラジャーの製品開発も開始する考えで、7月30日からこれらの分野の商品の開発経験者などの人材も募集している。前澤社長は「靴やブラジャーの開発をするということは、何らかのサイズの計測手段や方法にすでにめどが立っているということ」と話した。

 第1四半期のPBの売上高が1億1000万円だったことについて、「第2四半期で15億円、第3四半期で77億円、第4四半期で107億円と拡大し、なんとしても目標の200億円は達成する」との考えを示した。



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