ソスウは10月7日、東京都渋谷区神宮前2丁目に、コンセプトショップ「裏」をオープンした。
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原宿エリアを形成する通りに面した、神宮前ビルディングの裏側の地下1階に、ガラス張りのミニマルな空間を作った。壁面には裏の文字などを投影するLEDのスクリーンがはめ込まれ、その横幅、高さに合わせて室内を設計した。鏡面の棚什器は外に突き抜け、ガラスの壁や室内什器と交差し、錯覚を起こすような構成だ。外には石や石材の壁を配置し、人工と自然の質感のコントラストを感じさせる。
「常に靴と洋服のクリエイションに向き合っていて、別なことをやってみたいと思って。僕自身、多摩美で学んで「もの派」への憧れがあったし、空間の表現にチャレンジした。扱うアイテムも男性目線に偏らず、女性が好きなものを考えた」とソスウのデザイナー、三原康裕は話す。アートディレクションはキギの植原亮輔、店舗設計はインサイドアウトの久保寛人。
現状は、環境的、社会的責任を多面的な観点から配慮した「ジェネラルスケール」のシューズを販売し、まもなくキギのライフスタイル雑貨が加わる。また、鏡面の棚側では来春から、オリジナルのハーブティー「ティーモロー」の販売を始める。専門的なノウハウを持つホワイトツリーとの協業で、茶葉の調合サービスも提供する予定だ。