西武池袋本店、来年1月に改装オープン 百貨店の面積が半分に

2024/06/11 17:00 更新


 そごう・西武は西武池袋本店を25年1月から段階的に改装オープンする。百貨店の売り場面積を約半分に縮小し、残りの部分に家電量販店が出店する。25年夏から秋に全面開業する。

 西武池袋本店の売り場面積は現在の8万8000平方メートルから4万8000平方メートルになる。「ラグジュアリー」「コスメ」「デパ地下」を中心に商品領域を絞り込んで、約380店が入る。ラグジュアリーブランドは60ショップを揃え、売り場面積を改装前比で3割広げる。レディス、メンズの複合店を導入するほか、宝飾・時計、香水などを強化する。化粧品は60ブランドを集めて、面積を7割拡大する。食料品は180店を集積する。

 同店のコンセプトを改装予定のそごう横浜店、そごう広島店に取り入れていく。そごう・西武を巡っては、23年9月にセブン&アイ・ホールディングスが米投資ファンド、フォートレス・インベストメント・グループに売却し、パートナーとして参加したヨドバシホールディングスが西武池袋本店の土地や建物を取得した。売り場面積約4万平方メートル部分に家電量販店が入ることが決まっている。



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