そごう・西武 非接触採寸サービスを開始

2020/11/19 06:25 更新


AI採寸技術「ボディグラム」を使った接客サービスを始めた(西武池袋本店)

 そごう・西武は紳士ワイシャツで、AI(人工知能)採寸技術「ボディグラム」を使った接客サービスを始めた。コロナ下で、顧客と販売員の接触機会を減らして、顧客に合ったサイズと商品をマッチングできるようにする。

 非接触採寸システムを導入したのは「デジタルを使った採寸と販売の商品知識・接客技術を組み合わせて、非接触でも顧客に最適な商品を提供する」(佐藤将哉リーシング本部リーシング一部ファッション担当)というのが目的。採寸の流れはボディグラムのスマートフォンアプリに年齢・身長・体重・性別を入力してもらって、販売員が正面と側面の2枚の全身写真を撮影するだけ。全身を推定採寸した首回り、ゆき丈、胸まわりなど24項目の数値を基に、顧客の好みに合わせた商品選びを販売員がアドバイスする。採寸数値のプリントアウトは顧客に渡して、次回の購入時にも活用してもらう。

 11月17日にそごう横浜店、18日に西武池袋本店で導入し、細かい採寸が必要な紳士ワイシャツ売り場から始めた。3カ月のトライアルを経て他の店舗・売り場に導入、拡大を検討する。



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