「スニーカーダンク」運営のSODA モノカブを買収

2021/07/29 14:25 更新


 スニーカーやアパレルのフリーマーケットサイト「スニーカーダンク」(スニダン)を運営するSODA(内山雄太代表)は7月29日、第三者割当増資を実施し、約62億円を資金調達した。これに合わせ、新品のハイエンドスニーカーなどのCtoC(消費者間取引)プラットフォーム「モノカブ」を運営するモノカブ(濱田航平代表)を買収。今回調達した資金を含め、これまでに調達した累計額は約87億円、評価額は約240億円となる。

 今回調達した資金を、国内の事業拡大及び強化に加え、インドネシアやフィリピンなどアジア市場獲得のために積極投資する。また、「モノカブ」との統合・連携を進め、真贋鑑定やロジスティクス、カスタマーサポートなど両社の知見を掛け合わせ、より安心・安全なサービスへと成長させる。

 SODAの内山代表は、「アジア市場獲得を少しでも早く実現するため、(引受先となった)韓国のKREAM、中国のniceとの連携を強く進める」、モノカブの濱田代表は「モノカブとスニダンはともに競い合う良きライバルだった。世界で戦える十分な市場のチャンスがある中で、互いが国内で戦うのではなく、一緒になり、グローバルで展開していきたいという戦略に意気投合した」とコメントした。



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