しまむら、カスハラ対応で方針 悪質行為は取引停止や店舗出禁

2024/08/28 18:00 更新


 しまむらは、従業員に対するカスタマーハラスメント(カスハラ)の対応方針をまとめた。悪質な行為には、取引の停止や店舗の出入り禁止、さらに警察や弁護士などとの連携といった対応を明記した。8月27日に発表した。

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 従業員の人権尊重とハラスメント行為から従業員を守る目的。カスハラの定義を、顧客からのクレーム・言動の内容の妥当性を考慮した上で、要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相応で、従業員の就業環境が害されるものとした。

 具体的には、商品やサービスに過失が無い場合や、身体・精神的な攻撃、土下座・謝罪の要求などの事例を挙げた。同社は、対応方針の従業員への周知や報告系統の確立、対応マニュアルの制定と社内研修といった体制作りを進める。



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