総合ファッションメーカーのシフォンが、成長領域への投資を積極化している。以前から計画していた、越境ECサイトを6月に本格的にスタートした。ランドセル事業では中国での生産体制を増強する。若手クリエイターとの協業にも乗り出す。今期(24年3月期)売上高は約65億円、営業利益は4億5000万円を見込んでいる。
(杉江潤平)
越境ECサイト「シフォンインポートアウトレット」は、海外の正規ブランドの代理店やアウトレットモールなどと提携し、有名ブランドなどの商品約5万点を独自開発のプラットフォームで見せる。シフォン側が輸入して国内配送する仕組みで、関税や海外送料の費用は客に請求せず、日本国内の決済システムでの支払いも可能とする。
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