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3日間来場は低調
ニット糸・生地展示会のスピンエキスポ上海は、インターテキスタイル上海24年秋冬展の開幕から1日遅れの8月29~31日に上海世博展覧館で行われた。世界的な暖冬でニット糸、生地とも秋冬商談は難しくなっているが、インテキ同様にニット素材でも「糸や原料からの差別化」「初回発注量減・売れ筋の追加対応」が求められた。
出展社数は約180とコロナ禍前の規模に戻った。大型のブースはラウンジのようにゆったり商談できる雰囲気を作り、上質さを演出した。主催者発のトレンドコーナーでは、やはりサステイナブル(持続可能な)を切り口に、中国企業の江蘇鹿港科技、上海信諾、浙江新澳紡績、江西嘉盛精密紡績の素材を展示した。
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