国内縫製業で新しい芽が出てきた。コロナ禍で国内生産が見直され、多くの縫製工場が旺盛な受注でフル稼働が続く。「加工賃交渉もしやすくなった」と経営者の多くは口を揃える。さらに踏み込み、自社ブランドの立ち上げやSNSの活用など、独自の生きる道を模索する新興の工場が増えてきた。
加工賃ようやく上昇
国内オーダーは勢いづいている。コロナ禍で海外サプライチェーンが乱れたところに、昨年はピーク時1ドル=151円台の円安が直撃。アパレルメーカーやブランドのオーダーが一気に国内工場に傾いた。
2023/05/16 08:00 更新会員限定
国内縫製業で新しい芽が出てきた。コロナ禍で国内生産が見直され、多くの縫製工場が旺盛な受注でフル稼働が続く。「加工賃交渉もしやすくなった」と経営者の多くは口を揃える。さらに踏み込み、自社ブランドの立ち上げやSNSの活用など、独自の生きる道を模索する新興の工場が増えてきた。
国内オーダーは勢いづいている。コロナ禍で海外サプライチェーンが乱れたところに、昨年はピーク時1ドル=151円台の円安が直撃。アパレルメーカーやブランドのオーダーが一気に国内工場に傾いた。