兵庫県多可町の縫製業、ソーイング竹内は、自社のキッチンファブリックブランド「BF(ビーエフ)キッチン」で登録者65万人の人気ユーチューバー、岡田康太氏と協業し、エプロンやテーブルマットなどの商品を販売している。
ビーエフキッチンはオーガニックコットンを使い、地元の播州織産地で織り上げた生地を活用。染色には廃棄される果物や野菜、ワイン、ウーロン茶の残りかすなどを使い、ブランドタグにも廃棄される米やサトウキビを使用した再生紙を用いるなど、サステイナブルな物作りが特徴だ。
今年1月にパリで開催されたメゾン・エ・オブジェにビーエフキッチンが出展、そこでユーチューブ撮影で訪れた岡田康太氏と出会い、ブランドコンセプトに共感。3月30日から岡田氏のユーチューブチャンネル「岡田を追え‼」との協業商品の販売が始まった。
販売から2日で100点の製品在庫が完売した。追加生産し、4月末からの母の日需要に向け打ち出す。