TSI傘下で、デザイナーの川上淳也が手掛けるメンズの「セブンバイセブン」は4月16日、ギンザシックス5階に直営店をオープンした。23年に出店した伊勢丹新宿本店メンズ館、代々木上原の旗艦店に次ぐ3店目の直営店で、銀座エリアの大人の客層にアプローチする。
売り場面積は約50平方メートル。ブランドの原点となるサンフランシスコの街にたたずむ建築をイメージ、外壁の一部をカーブした形状にして柔らかなブルーの扉を取り付けた。真鍮(しんちゅう)のフレームや木材を組み合わせた内装、アーチを描く内壁とともに、洗練された異国情緒を感じさせる。代々木上原の路面店と同様に、セブンバイセブンの製品に加え、川上氏が直接仕入れるデニムやチノパンなどのビンテージアイテムを揃えた。同店限定で、ハンドペイントしたスエードのトートバッグなどを扱う。

卸売りでスタートしたセブンバイセブンは、直営店の出店によって大人の客層を取り込み急成長している。