23年度「繊研合繊賞」「天然繊維特別賞」が決まる

2023/12/22 06:25 更新


 23年度の「繊研合繊賞」と「繊研天然繊維特別賞」が次のように決まりました。繊研合繊賞は、化合繊業界の発展を期待し優れた素材、技術開発、マーケティング活動などに贈るもので今回が第54回、天然繊維業界の発展を願う繊研天然繊維特別賞は第10回となります。贈呈式は24年3月19日、東京都中央区のロイヤルパークホテルで行います。

 繊研合繊賞 

《グランプリ》

・防水透湿テキスタイル「ダーミザクス」の用途に応じたブランディングと新規素材開発(東レ)

《準グランプリ》

・心・血管修復パッチ「シンフォリウム」の開発と製造販売承認(帝人、福井経編興業、大阪医科薬科大学)

《マテリアル部門賞》

・植物由来ナイロン短繊維テキスタイル「ビーメックス・エコプラス」の開発と展開(ユニチカトレーディング)

《テクニカル部門賞》

・「ナノデザイン」技術による新世代フッ素フリー撥水(はっすい)素材「デューエイト」の開発(東レ)

《マーケティング部門賞》

・人工たんぱく質素材「ブリュード・プロテイン」の開発と販売(スパイバー、ゴールドウイン)

《サステイナブル部門賞》

・超耐久撥水素材「ダントツ撥水」のCゼロタイプの開発(小松マテーレ)

《ニューフロンティア部門賞》

・高分子収着剤を用いた省エネ型デシカントローター「エクスローター」の開発と販売(東洋紡、日本エクスラン工業)

《ヒット賞》

・高通気テキスタイル「ドットエア」(東レ)

・超異型中空断面ポリエステル繊維「オクタ」使いの機能性テキスタイル(帝人フロンティア)

《特別賞》

・環境配慮型素材の総合ブランド「イマエコ」の訴求活動(一村産業)

・繊維メーカー同士のビジネスアライアンス(シキボウ、ユニチカトレーディング)

天然繊維特別賞 

・ひつじサミット尾州の開催(尾州産地企業)

繊研新聞社



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