働く日本の高齢者、主要国トップの22.3%に

2017/09/25 04:23 更新


高齢者の就業率

 総務省統計局によると、日本の総人口における高齢者の人口は、17年9月現在の推計で3514万人で、前年同月に比べ57万人増加した。男女別にみると、男性は1525万人(総人口の24.7%)、女性は1988万人(30.6%)だった。総人口に占める高齢者の割合は27.7%で、世界の主要国の中で最も高かった。2番目はイタリアで23.0%だった。

 16年の日本における高齢者の就業者数は、89年以降で最高の770万人。就業率は、男性が30.9%、女性が15.8%だった。

 主要国で、その就業率を10年前と比べると、日本は2.9ポイント増の22.3%で最も高かった。次いでアメリカが3.7ポイント増の18.6%、カナダが5.2ポイント増の13.1%だった。最も低かったのがフランスで、1.8㌽増の2.8%だった。

■統計からみた我が国の高齢者(65歳以上) 総務省統計局が「敬老の日」にちなんで統計からまとめている。




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