スカーフが蘇るアップサイクリング

2015/03/02 06:25 更新


 レディスブランド「ダミアン・ハルーメ」は、スカーフとニットを組み合わせたリメークカーディガン(8万円)をパーソナルオーダー対応で販売する。顧客から持ち込まれた大判スカーフを裁断して前身頃に使用するもの。

 スカーフを裁断するパターンを決める際には、顧客に対して絵柄の配置をアドバイスしながら行う。身頃のニット部分はイタリア産の高級カシミヤ・シルクを使い、オフホワイトとダークネービーの2タイプ。本オーダーから約3カ月で納品する。

 カーディガン以外でもスカーフ、ネクタイで作る小物のオーダーにも対応する。デザイナーの村上大輔氏は「古い物に人の手を加えて付加価値を高める、アップサイクリングの手法が顧客から支持されている。戸棚の奥に眠っているスカーフやネクタイが生まれ変わり、世代を超えて着用されることになる」と話す。



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