三陽商会秋冬、中間アウター4割増産

2016/05/19 06:56 更新


 三陽商会は婦人服ブランドの16~17年秋冬物で、「高付加価値」「本物志向」の物作りで各ブランドの強みを明確にする。異業種などとの協業にも力を入れて積極的にフェアを仕掛け、消費者に訴求。主力アイテムのコートはウールやダウンといった防寒アウターの生産を抑え、薄い中わたや中間アウターの販売を強化する。

 「消費者は価格と価値のバランスに非常にシビアになっており、付 加価値の高い物が求められている」(杉澤幸毅執行役員事業本部婦人服事業部長)として国内工場の高い技術を生かした物作りに力を入れる。「コトゥー」「アマカ」など4ブランドで純正国産表示制度「Jクオリティー」認証商品を出すほか環境に配慮した再生羽毛「グリーンダウン」のコートの販売も継続する。グリーンダウンは14年秋冬から始めた取り組みで、今秋冬物では5ブランドで6型作った。

続きは繊研新聞で



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