地方の縫製工場は人口減・少子高齢化による人手不足が深刻化しており、人材確保・育成が急務になっている。中国と国内の自社縫製工場で生産するオーダースーツSADAは、宮城県にある自社工場で熟練職人による後進の育成・技術継承に力を入れている。こうした生産現場の努力が直営店の堅調な売り上げにもつながる。
(大竹清臣)
宮城県大崎市の自社工場には約110人の従業員がいますが、平均年齢は52歳と高めです。3割が60代以上と高齢化は深刻です。14人はベトナムからの技能実習生です。20年前には200人ほど従業員がいましたが、半分近くに減少しました。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!