「ラム・シェ」が期間限定店 アーティストの感性を結び付けた限定商品

2025/01/29 06:26 更新


「翡翠の太陽が輝く世界」をプリントTシャツに

 レディスブランドの「ラム・シェ」(安原璢美)は、東京・表参道ヒルズの地下1階のヒルズボックスに期間限定店を開設した。2月16日までの開催で、2組のアーティストと協業しながらクリエイションの姿勢を体感してもらうコミュニケーションに力を入れている。

 ブランドコンセプトの「チェーン・オブ・ウィルズ」(意思の連鎖)を発展させて、縁あって出会ったアーティストの感性を結び付けて限定商品を揃えた。1人はペインターでネイルアーティストのマナミさん。アブストラクトな表現を強みにしており、ラム・シェのアイコンでもある特殊な糸を使ったクロシェニットのアイテムに、ビジュー装飾を施してもらった。手仕事の温かみを感じさせるグラフィカルなスカートやブラジャーにクリスタルのアートが加わり、モダンで品のある印象になった。

クリスタルのビジューでアートワークを施したクロシェニットのアイテムとともにマナミさんの作品を展示

 もう1人は、「翡翠(ひすい)の太陽が輝く世界」を描き続けるロイタローさん。ラム・シェの25年春夏のテーマ「ギャラクシー」につながる2作品をプリントしたTシャツを作った。会期中には店内の壁面にライブペインティングも行った。

壁面にライブペインティングを行うロイタローさん

 店内では25年春夏の新作やニットシャツの「トゥギャザースタジオ」なども販売する。「将来は人通りの多い場所で直営店を出したい」と安原さんは話す。



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