今日から楽天ファッション・ウィーク東京22年秋冬 エンドユーザーに伝えるコンテンツ充実 最新技術の応用も

2022/03/14 06:30 更新


 日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)は3月14~19日、「楽天ファッション・ウィーク東京2022年秋冬」を開催する。

 楽天が冠スポンサーとなって4シーズン目。「私たちの役目の一つは、イベント自体をエンドユーザーにきちんと伝えていくこと。ファッションウィークの存在を知っていただき、文化としてファッションが根付いていけるように、顧客基盤にダイレクトにアプローチできるコンテンツや専用アプリなどの体制を作っていきたい」(楽天グループ執行役員コマースカンパニーヴァイスプレジデントの松村亮氏)としている。

 通常は海外を舞台にするデザイナーブランドを支援し、参加を促す「バイアール」では「トモコイズミ」と「トーガ」がフィジカル(リアル)ショーを行い、楽天ファッションを通じてライブ配信する。3月10日からECに両ブランドが加わり、限定商品の予約販売もスタートした。

 JFW推進機構は、フィジカルショーとデジタル配信の融合の発展に力を入れており、経済産業省の「産業高度化推進事業」のもと、新しいテクノロジーを活用した表現方法を支援する。「ヨシオクボ」はデジタルファッションファクトリーのクロスクチュールと組んで、ブランド初のNFT(非代替性トークン)ウェアを販売するプレゼンテーションを行う。「ベッドフォード」のフィジカルショーは、クレッセントの4Dボリュメトリクス撮影技術を生かし、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)を取り入れたデジタル配信を行う。



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