「プロエンザ・スクーラー」から新ライン「PSWL」がデビューする。ライン名は「Proenza Schouler's white label」を略したもの。ブランドのアーカイブからジーンズ、スウェットシャツ、カジュアルなアウターを取り上げ、過去のコレクションで協業したアーティストの作品からイメージした定番で構成する。商品のタグは、コレクションラインが黒のサテンにブルーのジャカードのロゴであるのに対し、PSWLは白のコットンにブラックでロゴをプリントしたものを使う。
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新ラインの発表に関して、デザイナーのジャック・マッコローとラザロ・ヘルナンデスは、「長年、ハイエンドなものと日常のワードローブをミックスしたコレクションを目標としてきた。個人的にはカジュアルなライフスタイルを送っているし、多くの女性もカジュアルな格好をしている。PSWLでより多くの人にプロエンザ・スクーラーを身近に感じてもらえると思う」とコメントしている。
スタートは18年スプリングコレクションのスペシャルプロジェクトとしての販売から。限定した店で11月と18年1月の2回、新商品を売り出し、18年秋冬からは扱う店を増やして毎月新作を出していく。価格はTシャツとスウェット2万7000円から、ジーンズとトラウザー3万7000円から、アウター7万3000円から。
日本では伊勢丹新宿本店の直営店とオープニングセレモニーで販売する。