青山商事の「スーツスクエア」は、山口県に本校を置く山口松陰学園が運営する通信制高校「松陰高等学校町田校」(東京都町田市、松本聡理事長)の制服を作った。生徒一人ひとりが〝自分の未来〟について考え、自分らしさを表現できる次世代の制服「オーダースーツ制服」作りに取り組んだ。
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松陰高等学校町田校は、登校スタイルや学び方の多様性を尊重し、制服の着用を義務付けておらず、生徒一人ひとりが「自分らしさ」と「社会との接点」をどう持つかを考える機会作りを大切にしている。生徒の個性表現ができ、さらには卒業後も活用できる「多様性を尊重した新しい制服のかたち」を模索していた。そうした中で、アルファ世代(2010年頃~24年頃生まれ)に向けてスーツの価値を伝えたいと考えていたスーツスクエアと思いが一致し取り組みが実現した。
オーダースーツ制服は、性別にとらわれず自分の好みに合わせたデザインを選択できる。あくまで制服のため、生地は範囲を絞り、ネイビーやグレーなどベースに、無地・ストライプ・チェック柄の9種類を用意。裏地は胴回り6種類・袖5種類、ボタンは9種類から選択できる。デザインは、スーツスクエアで販売するオーダーブランド「ユニバーサルランゲージメジャーズ」の型紙を採用。メンズスタイルはジャケット1型・パンツ1型、レディススタイルはジャケット1型・パンツ2型・スカート2型を用意した。
取り組みは同校の授業内で、高校1~3年生の12人に実施。「装うことの大切さ」を学べる機会の提供として、スーツスクエアのスタッフによる「着こなし・マナー講座」も開催した。