パリのプランタン・メゾン 改装オープン

2017/06/01 04:03 更新


 【パリ=松井孝予通信員】仏プランタン・オスマン本店の旧メンズ館内に「プランタン・メゾン」が移動し、リニューアルオープンした。

 売り場面積は3フロア2250平方メートル。東京・青山の「エルカフェ」のクリエイティブディレクターで、世界的に活躍するフランス人インテリアデザイナーのサラ・ラヴォワンヌをコラボレーターに迎え、オスマン様式(19世紀の建築)のパリのアパルトマンをコンセプトに、窓からパリの街並みを眺めながら、自宅にいるような和らいだ気分で買い物が楽しめる。

 売り場は、日常的な楽しさと特別なぜいたくさで分けられた。2階には「バカラ」「ベルナルド」「クリストフル」「エルメス」「ラリック」などのラグジュアリーメゾンを集め、新しいテーブルアートを提案。サラ・ラヴォワンヌがデザインしたプライベートサロン「アトリエ」では、観光客も使えるインテリアアドバイスの新サービスを設けた。

 3階は毎日の生活をテーマに、「メゾン・サラ・ラヴォワンヌ」「ル・クルーゼ」「ケンウッド」「メゾン・ド・ショコラ」、ナイフ専門コーナーなど、日用雑貨から調理器具、食品やレシピ本が揃う。

 4階には、ベッドとバス用品が充実。自社ブランド「オ・プランタン・パリ」はハンドメイドのポルトガル製陶器からベッド用品、雑貨と幅広いカテゴリーで、価格と品質のバランスがとれたコレクションを用意した。

 モード館地下ではメゾン・サラ・ラヴォワンヌの期間限定店を開いている。

リニューアルオープンしたプランタン・メゾン 


この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事