きょうからプラグイン 幅広いカテゴリーをリアルで

2021/03/24 06:25 更新


 東京・恵比寿のエビス303イベントホールで3月26日まで開催する合同展プラグイン(繊研新聞主催)は、スタートしてから30回目の開催となる。今回は「会える、話せる3日間」をテーマに、コロナ禍でも作り手と売り手の生の声が聞けるリアルな場を提供する。(カッコ内はゾーン名・ブース番号)

【関連記事】《会える、話せる もうすぐプラグイン㊤》変化する時代をけん引する出展者

 出展企業はクリエイターや各分野のメーカーなど80社、約100ブランド。上質なレディスアパレルを軸に、シューズ、バッグ、アクセサリーなど幅広いカテゴリーが集まる。環境に配慮したサステイナブル(持続可能)な商品、コロナ禍に対応する〝新しい日常〟を演出する抗菌・抗ウイルス商品、コスメ、ライフスタイル商品などそれぞれの魅力が光る。

 レディスウェアは7ブランドが初出展だ。保湿成分であるサクランを練り込んだ繊維を使ったインナーブランド「サク・レ」(H-23)や、トラッドをベースに国内縫製にこだわってウェアを企画している「パスコード」(H-20)など。今回はメンズウェアでも初出展ブランドが揃う。

「サク・レ」(H-23)
「パスコード」(H-20)

 新設した「抗菌・抗ウイルス」エリアでは、クロコ企画の新メンズブランド「EQプラス」(H-55)、抗菌・抗ウイルス素材を使ったバッグ、マスクホルダーを提案する「ウノフク」(H-63)、ユニフォームの「セロリー」(H-57)や、新潟・燕三条の「オリエン」(H-58)など個性豊かなラインナップ。抗ウイルス加工の認証を行う繊維評価技術協議会は商品やパネル展示をする。

「ウノフク」(H-63)

 ほかにも着るウイルス対策をうたい「大切な人を守る」がコンセプトの「ハグアス」(H-54)、特許を取得した独自素材「フォスフレイクス」を使い、丸洗いもできるデンマーク発の寝具ブランド「ノルディックスリープ」(H-24)など、おうち時間を豊かにするブランドも出展する。

「ハグアス」(H-54)
「ノルディックスリープ」(H-24)

 新しい市場の創造を目指し、ライフスタイルグッズを集積したフェア・イン・フェア「エディトリアル」も開催する。服飾雑貨にとどまらず生活全般を演出する「コスメ&ビューティー」「デザイン&クラフト雑貨」「飲食雑貨」が出展する。日本発のフレグランスブランド「アブラクサス」(F-03)や神戸で70年以上の歴史を持つ印刷会社が立ち上げたステーショナリーブランド「神戸派計画」(F-05)、インドネシア・バリ島の完全天日塩「TEJAKULA」(F-09)などバラエティー豊かだ。

「アブラクサス」(F-03)
「神戸派計画」(F-05)

 前回展のプラグイン・グランプリで大賞を受賞したアフリカ製ファッション商品専門のオンラインショップ「プラウドリー・フロム・アフリカ」(運営はスカイヤー、F-08)は、レディスウェアや食雑貨に加え、アフリカ発のアイウェアで福井・鯖江で生産している「ボーテン」やメイド・イン・ガーナの「57チョコレート」など、ラインナップをさらに充実する。

「57チョコレート」(F-08)


この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事