ピクシブの3Dアバター事業 「リーバイス」、テレビ朝日とバーチャルな「501」開発

2020/10/16 06:30 更新


 創作活動支援のピクシブは3Dアバター事業「VRoid」(ブイロイド)プロジェクト」で、リーバイ・ストラウスジャパン、テレビ朝日のVチューバーバラエティー番組「超人女子戦士ガリベンガーV」(ガリベンガーV)と協業し、「リーバイス・エイジ・コトウゲ」プロジェクトの期間限定店を開く。10月31日までリーバイスの4店舗で、限定アイテムのリアル商品を販売すると共に、3D・CGのバーチャル版を配布している。

 ガリベンガーVに出演する芸人の小峠英二さんが、「リーバイス」のジーンズ「501」を基に、カスタマイズサービス「テーラーショップ」でオリジナルジーンズを作った。ピクシブが、それを同社の3Dキャラクター制作ソフト「ブイロイド・スタジオ」で3D・CG化した。

 オリジナルジーンズは10月9~31日、リーバイスの原宿、新宿、大阪、福岡天神の4店で、テーラーショップにより再現し、購入できる。完全再現品が4万3500円(501本体2万8000円、11カスタマイズ1万5500円)のほか、オリジナル刺繍など部分でのカスタマイズも可能。オリジナル刺繍の注文者には、限定ルックブックを無料配布する。

 バーチャル版は、アバター向けに、スマートフォンアプリ「ブイロイド・モバイル」で、コーディネート用のレザージャケット、ブーツを無料配布する。

 ほかに、限定アイテムを着用したガリベンガーVのキャラクターなどの写るプリントTシャツを開発。リーバイスの原宿の旗艦店内の期間限定店と、オンラインストア(22日まで)で販売している。協業Tシャツのオンライン購入者と期間限定店の来店者には、AR(拡張現実)で3Dアバターモデルが浮かぶ「ブイロイド・カード」のプロジェクト限定版を無料配布する。

 会期中に3週連続で、同プロジェクトのメイキング映像を、ガリベンガーVの公式ユーチューブチャンネルで公開する。

プロジェクト限定アイテムのリアル商品(左)とバーチャル版


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