【パリ＝松井孝予通信員】仏オートクチュール＆モード連盟（FHCM）は、1月のパリ・ファッションウィーク（PFW）、メンズコレクション21～22年秋冬（19～24日）とオートクチュール21年春夏（25～28日）のデジタル開催を決定した。予定されていたフィジカル（リアル）なショーは別の発表形式へ変更される。
フランスでの新型コロナウイルス感染者数が1日2万人で高止まりしているため、仏政府は現行の夜間外出禁止の再強化と都市封鎖緩和の先送りを発表した。この措置に基づき、FHCMはパリ警視庁と協議の末、PFWをデジタル限定での開催を決めた。
PFW公式カレンダーでは、メンズ71メゾン、オートクチュール32メゾンが参加する。コレクションの発表形式は、FHCM公式サイトに最終スケジュールとともに記載される。
