TSIグルーヴアンドスポーツのゴルフウェアブランド「パーリーゲイツ」が20年2月期で9期連続の増収を果たした。ブランド設立30周年にちなんだ積極販促が寄与したが、ベースにあるのは、企画とMDがうまく連動した意志ある仕掛けと、顧客との強いつながり、売り上げを下支えする小物などのシーズンレスアイテムの存在だ。
(杉江潤平)
前期のブランド売上高(派生ラインの「マスターバニーエディション」など含む)は、前期比3.4%増の125億8200万円となった。全国の主要駅をジャックする交通広告の展開や、漫画家・赤塚不二夫氏が描いたキャラクター、ニャロメとの協業など、ユニークな販促を連打したことが奏功した。